第8回 クラリネットについて

今回は、楽器紹介シリーズ第1弾!ということでクラリネットのお話です。
クラリネットは1700年頃にドイツで発明された円筒形の木管楽器で、マウスピースに装着されたシングルリードで発音します。 クラリネットの種類にはピッコロクラリネット、ソプラノクラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネット、コントラバスクラリネットなどがあります。
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ところで、クラリネットと言えば、「クラリネットをこわしちゃった」という歌が有名ですが、この歌の中に出てくる「オ・パッキャマラード・パッキャマラード・パオ・パオ・パ・パ・パ」 ってなんだろう??と疑問に思ったことはありませんか?こわれた楽器の音でしょうか?それとも、パパからもらった大事な楽器がこわれてしまい混乱している子供の様子を 表してるのでしょうか…?
調べてみました。この歌はもともとフランスの童謡で、日本語に訳したときにこの部分だけフランス語で残され、「Au pus(オパ)」とはフランス語で「足並みをそろえて歩く」、 「camarades(キャマラド)」は「仲間たち」で、「さあ仲間たち、(クラリネットがこわれたことなど気にせず)歩いていこう!」という意味なのだそうです。 「パオ・パオ・パ・パ・パ」は仲間たちと行進して行く掛け声と言ったところでしょうか?実はこんなに前向きな曲?だったんですねぇ。
ちなみにもともとのタイトルは「Jai per du le do(私はドの音を失った)」、なんだかイメージが全く変わってしまいますね。…以上、とってもためになるフランス語講座でした。 発音の仕方は身近に居るフランス語を話せる人に歌ってもらってみてください。

ひとことトリビア次回につづく。



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